畑の厄介者がごはんの友に!? 「スギナふりかけ」｜あっちの飯こっちの飯

うかとたまが全国を駆けまわって見つけた、気になるアレコレを紹介します。

「うかたま」54号（2019年春号）　掲載

　農村で聞いた、ちょっとユニークな料理を実際につくってみるコーナー。今回は、岡山県の吉田典子さんに教えてもらった「スギナふりかけ」です。

　鮮やかな緑色、そして海苔のような風味。これがまさかあのスギナだなんて思えません。使うのは春先の若くてプリプリした茎の太いもの。よく洗って2〜3分蒸します。スギナは蒸すことで青臭さが消え、緑色を保てます。蒸したスギナをパリパリになるまで日陰で1〜2日干します。最後に塩、黒炒りごまと一緒にミルで細かくひいて完成です。