
読者の情報や過去の「うかたま」などを参考に、昔からつくられてきたアルコール漬けの”万能薬”ドクダミチンキをつくってみました。
写真=黒澤義教 まとめ=編集部
「うかたま」63号(2021年夏号) 掲載
<材料> 保存瓶1本分
ドクダミの葉、花*…瓶にいっぱい
アルコール(度数30〜40%以上のウオッカや焼酎)…適量
*葉、花ともに、乾燥したもののほうが成分が濃く抽出される。葉と花を混ぜてもよい。
〈つくり方〉
瓶に葉や花を入れて、それが完全に浸る量のアルコールを注ぐ。日の当たらない場所に置いて1〜3カ月漬け、液が琥珀色に変わったら使える。葉や花を除き、小瓶などに移すと使いやすい。常温で1年以上保存できる。

〈使い方〉
虫刺されや打撲、ちょっとしたやけどにつける人もいる。蓋つきの平らな容器に5㎝角に切った脱脂綿を重ねて入れ、原液を注いで湿らせておくと便利。蓋をして保存し、脱脂綿を1枚ずつ取り出してしばらく患部に当てて使う。

常備しておいて虫刺されや炎症止めに使う、という「うかたま」読者のお便りを参考につくりました。生のドクダミのような強い香りはなく、花だけのチンキはふんわり甘い香りがします。漬けるだけと簡単なので、もっと大きな瓶で仕込んでもよさそうです。
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