
豊富な栄養と育てやすさから、世界のさまざまな地域で親しまれてきたさつまいも。その自然な甘さをいかしたおやつのレシピを紹介します。
さつまいもをもちにつきこんだ「ねったぼ」は、宮崎県や鹿児島県の郷土おやつです。忙しい農作業の合間にもさっとつくれるよう、材料もつくり方もシンプル。歯切れのよさが特徴です。
写真=小林キユウ スタイリング=本郷由紀子 参考=『全集 伝え継ぐ日本の家庭料理』(農文協) 料理=編集部
「うかたま」66号(2022年春号) 掲載
<材料> 6~8個分
さつまいも…2本(400g)
もち…4個(いもの半量200g)
きな粉、砂糖…各大さじ4
塩…ひとつまみ
<つくり方>
① さつまいもの皮を厚めにむいて適当な大きさに切る。オーブンシートを敷いた蒸し器に入れ、上にもちをのせる。

② 強火で20分ほど、いもに火が通るまで蒸す。ボウルに取り出してすりこぎでつき混ぜる。
③ スプーンなどで少しずつ取り分け、丸めながら、砂糖と塩を混ぜたきな粉をまぶす。
うかたま66号「1・2・3でできるかんたん昔おやつ」では、以下のレシピも掲載されています。ぜひ本誌でご覧下さい。
ちんぴん(沖縄)/かりんとう(神奈川)/はげだんご(香川)/豆だんご(滋賀)/飯っちゃがし(群馬)/おしゃかこごり(山梨)
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