炒った大豆が香ばしい「ビタミン漬け」|あっちの飯こっちの飯

全国を駆け回ってみつけた、気になるアレコレを紹介する「あっちの飯こっちの飯」のコーナーです。

「うかたま」80号(2025年秋号) 掲載

 農村で聞いた、ちょっとユニークな料理を実際につくってみるコーナー。今回は神奈川県厚木市の臼井スミ子さんに教えてもらった「ビタミン漬け」です。

 臼井さんは、家庭の味を伝える加工品を販売して10年。この漬物も臼井さんが小さい頃、友達のお母さんがつくっていたものだそう。

 名前の由来は「わからないけれど、栄養たっぷりってことかな」と臼井さん。大根、にんじん、昆布、スルメと、よく炒った大豆を、醤油、酢、砂糖の漬け汁に一晩漬けて完成。大豆のポリポリ食感と香ばしい味がたまりません。

特集: これからも つくって食べる