水と素材にこだわり続けて22年のパン屋「カントリーブラン」

カフェやレストラン、イートインのあるパン屋さんなど、店内で飲食をしながら「うかたま」の最新号やバックナンバーが読めるお店を紹介します。「うかたま」75号(2024年夏号)掲載の内容です。読める号数、営業状況や冊数などは、直接店舗までお問い合わせください。

 都内のパン屋で働いていたとき、同じ材料でも水によってパンの味が変わると気づいた延與幸嗣えんよこうじさん。Uターンで北海道十勝へ戻り、理想の水を探して約1年。ほのかに甘い日高山脈の伏流水に出合い、芽室町に「カントリーブラン」を開きました。

 材料は近場の生産者から仕入れ、95%が十勝産。遠方から来る常連客も多く、数日分のパンを買い込む人も。人気の「モーモー食パン」は水でなく、町内の牧場から仕入れた新鮮な牛乳だけでつくります。もちっとした食感で甘いと評判です。

 店頭には約40種のパンが並び、カフェスペースでは焼きたてのパンと一緒にコーヒーや紅茶が楽しめます。

店内の様子。ブラックココアを練り込んだ甘さ控えめのブラックメロンパン、昔ながらの酒種アンパンなども人気

「カントリーブラン」
北海道河西郡芽室町上美生4線36番地15
☎0155-61-6610
10:00~18:00 火、水、木曜定休

※この情報は、2024年6月時点の情報です。