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2008.09.05 (Fri)

うかたま12号、発売です

本日、うかたま12号発売です。
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4号でもパン特集をしましたが、こちらは品切れ。どうしても4号を手に入れたいという読者の方からたびたび問い合わせがあり、今回の12号がその代わりになればいいのですが。

輸入小麦の値段があがっているこの時期にパンの特集?と思う方がいるかも。
そうではなく、今だからこそなのです。地粉は地元でとれた小麦粉、国産の小麦粉のこと。輸入の粉ではなく、改めて国産の小麦粉を見直して、地粉を手に入れてパンを焼いてみませんか?

表紙の撮影はオーストラリア?などと、営業から冗談で聞かれましたが、うちの編集部には海外ロケできるような予算はありません(笑)。これ、どこだかわかりますか?
実は、埼玉県なのです。ちなみに品種は農林61号といって、国産小麦の代表的な品種です。地元の農家の方にご協力いただき、撮影しました。
麦畑というと、すぐ北海道とか思い浮かべてしまいますが、実は日本の各地に麦畑はあるのです。今の時期はさすがに刈り取られてしまってますが、昔は麦をつくったあとは、稲をつくる、二毛作は当たり前。今でもやっている地域はあると思います。麦の収穫は秋ではなく、初夏ですので、その頃、そう思って周辺を見てみると、案外身近に小麦畑ってあるものですよ。そんな地元の小麦を使ってパンが焼けたらいいですね。

ちなみに、『現代農業』でも以前、地粉パンについては取り上げていますので、ご覧になって見てください。
挽きたての小麦で地粉パン

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