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2011.04.05 (Tue)

「環の花」のプリン

DSC00396.JPG

















うかたま21号の「耕す女子」に登場した
宮永康子さん(茨城県常陸大宮市)の農園「環の花」から
平飼い有精卵を使ったプリンと卵がとどきました!

プリンは口に入れると、
とろりとなめらかな舌ざわり。
材料は、卵と牛乳、砂糖、バニラビーンズのみで
卵の風味を存分に味わいました。

卵もおいしくいただきました。

卵の色はエサによって変わります。
自家製の発酵飼料と、野菜や草で育った
「環の花」の鶏たちの卵は、
黄身がレモン色に近い黄色をしています。

臭みがなくて、味わい深い卵でした。


康子さんのご主人・憲治さんからいただいたメールに、
福島原発の影響のことが書かれてました。

> こちらは、良いか悪いかわかりませんが放射能で野菜の出荷を休止してるので以前よ
> り時間の余裕ができました!
>
> 農業をする前、色々なことを想定しましたが放射能はさすがに想定外でどうにもなら
> ないですね!まあ、想定外のことが起こりうるのが人生ですよね!
>
> うちみたいな極小農家なんかは、おそらく国の補償対象外だと思うので、あてにしな
> いで今後がんばっていこうと思います。
> でもこんな時も、鶏達が我が家の家計を助けてくれ同じ有機農家でも野菜一本のとこ
> ろに比べれば、まだうちは良い方だと思います。
> 知り合いの農家は早々と、春作を諦めバイトを探そうとしている人もおります。ほん
> と、彼らは悔しい思いでいることと思います。
> なんとか、事態が一刻も早く終息に向かうことを願ってます。

「時間に余裕ができた!」って、前向きな文面ですが、
本当はかなり大変なことになっている気がします。

原発、ほんとうらめしい…。

東京にいて、自分にできること。
それは、食べることで農家を支えること、
プリンを食べながら考えさせられました。

※プリン・卵を注文したい方、詳しくは「環の花」のHPをご覧ください。
http://www.geocities.jp/wanohananouen/index.html

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