
▼前号のアンケートで、「電子書籍やサブスクを利用していますか?」という質問に、ハガキを送ってくださった方の9割が「利用していない」と回答。理由はいろいろ、一番多かったのは「紙が好きだから」でした。日常のあらゆることがスマホで足りるようになり、読書の形も変化しています。私たちもついていかなくちゃと動きつつ、紙の雑誌の存在意義や、紙だから手に取りたいという読者の思いをあらためて考えました。
今号の特集は漬けもの。古代からある食の知恵ですが、「みんなの漬けもの」のバリエーションには驚きました。こんなに軽やかにアップデートされている伝統食は他にあるでしょうか。昔ながらの加工や保存の知恵、漬けもの以外でも現代にちょうどいいやり方を探っていきます。(中村)
▼p42でキムチを教えてくれた安田花織さんによると、韓国では、キムチを上手に漬けるおばあちゃんたちを「(あの人は)手の味がいい」というのだそう。漬ける時期や材料が同じでも、その人と同じ味にはならないといいます。
今回「みんなの漬けもの」(p28)でたくさん試作して思ったのは、漬けものはふだんの料理より、できあがりを見極めるのが難しい。何日置けば、どんな味になれば完成なのか。繰り返しつくって自分の味を探していくものなのだな、と奥深さを感じるとともに、日本の、世界の漬けもの名人たちへのリスペクトが増しました。旬の野菜を漬けて食べて、p94の「操体法」でからだも動かして、冬を元気に乗り切りましょう!(酒井)
▼変わり漬け床食べ比べ(p38)、お気に入りはヨーグルト床です。酸っぱいチーズのような味がクセになります。りんご床は柿でも試しましたが、こちらも上品な甘さでおすすめ。編集期間は冷蔵庫が漬けものでパンパンでしたが、おかげでお弁当づくりには困りませんでした。ご飯とメインのおかずに漬けもの2~3種類が入ると、朝パパッと詰めただけとは思えないクオリティに! 野菜もとれて最高です。
できたてのフィナンシェがこんなにおいしいとは知りませんでした(p12)。外側はしっかりカリッと焼けて、中はもっちり。もちろん冷めてもおいしいですが、ぜひ手づくりしてできたても味わってみてほしいです。(吉村)
ぼくたちのこと、知ってる?
くわしく見てみる