りんまん|昔ながらの春のおやつ

りんまん

田植えの小昼や桃の節句にと、春になるとつくられるおやつが各地にあります。今回は、魚のウロコに見立ててもち米を飾ることからりん(鱗)まんと呼ばれる米粉のまんじゅう(写真右)。醤油としょうがのきいた醤油もち(写真左)とともに、愛媛県のひな祭りやお花見に欠かせないお菓子です。

写真=小林キユウ スタイリング=本郷由紀子 レシピ協力=(一社)日本調理科学会、「伝え継ぐ 日本の家庭料理」愛媛県著作委員会 料理=編集部

「うかたま」62号(2021年春号) 掲載

〈材料〉10個分

上新粉…200g
砂糖…100g
塩…小さじ1/6(1g)
熱湯…160~180ml
小豆のこしあん…150g(10個に丸める)
もち米…20g
食用色素(赤・黄・緑)…適量
手水
 かたくり粉…小さじ1
 水…1カップ

〈下準備〉

もち米は一晩水につける。当日水を切り、少量の水で溶いた食用色素にそれぞれ入れて色をつけておく。

〈つくり方〉

1 上新粉に砂糖、塩を加えて、熱湯を少しずつ加えて耳たぶくらいのやわらかさになるようこねる。

2 蒸気の上がった蒸し器にオーブンシートか蒸し布を敷き、1を小さくちぎって並べ、15分蒸す。

3 蒸し上がったらボウルにとり出し、なめらかになるまでよくこねてまとめる。熱いので手水をつけながらこねる。

4 10等分して丸め、手のひらで押して平らにし、ふちを薄くする。

5 こしあんを入れて包む。とじめを下にして手のひらで転がし、形を整える。

4

6 色づけしたもち米を竹串2本でつまんで飾る。

7 再び、オーブンシートを敷いた蒸し器で10分蒸す。とり出したらうちわであおいでつやを出す。

りんまん

りんまんをはじめ、米でつくる多彩なおやつのレシピは、『米のおやつともち』(全集 伝え継ぐ 日本の家庭料理)に掲載されています。また、農文協の有料・会員制の農業情報提供サイト「ルーラル電子図書館」伝え継ぐ日本の家庭料理コーナーでは、『全集 伝え継ぐ 日本の家庭料理』全号が閲覧可能です。あわせてぜひご覧下さい。

日本調理科学会 企画・編集
もちにだんご、まんじゅうやぼたもち、ちまきから米あめまで。甘いものもしょっぱいものも、みんな大好きモチモチおやつ。