春は始まりの季節です。すでに菜園生活を始めている人も、ベランダや窓辺で緑を育てている人も、「私の畑」への夢を膨らませながら、まずはタネまきから始めてみましょう。
今回ご紹介するのは、「ポケット発芽」と「窓辺温室」。まだ寒い時期でも、早めに苗を育てられる方法です。ポケットの中で温めて芽を出させ、苗になるまで窓辺で見守ります。タネに愛着がわき、栽培が楽しくなるかも?
写真・まとめ=編集部
うかたま74号(2024年春号) 掲載

<材料>
・キッチンペーパー
・ポケットに入るサイズのチャックつきのポリ袋
・セルトレー、ポリポットなど
・ミニトマトやレタスなどが入っていた蓋つきパック

ポケット発芽
まずはタネをポケットの中であたためて、発芽させよう!
- キッチンペーパーを水で濡らし、軽くしぼって水を切ったら、重ならないようにタネを置き、包む。

- チャックつきのポリ袋に1を入れる。密閉せず少しあけておき、空気が入るようにする。ポケットに入れて温める。毎日チェックして、キッチンペーパーが乾いているようなら湿らす。


- 先に「根」が出て、次に「芽」が出てくる。根が出たら、タネまき用のセルトレーに土を入れて1粒ずつまく。

窓辺温室
野菜のパックでミニ温室に!
- 蓋つきのパックに土を入れたセルトレーを入れ、下からしみ出るまでたっぷり水をやる。タネは1穴に1粒ずつまき、軽く土をかぶせる。水はやらず、パックに水を張り、蓋をしたら窓辺に置く。

- 芽が伸びて窮屈そうになったら、少しずつ大きい容器に移し替え、本葉が7~8枚になったら畑やプランターに植える。

ぼくたちのこと、知ってる?
くわしく見てみる