編集後記 「うかたま」夏号(83号)

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▼米5kg5000円は高い。でもお茶碗1杯だと54円。それって本当に高い? パルシステムとの共同セミナー(p98)で、みんなで考えました。農家の手間や田んぼまわりの環境、文化や歴史…、54円の背景にアンテナを張りつつ、お米をたくさん食べたくなる記事をお届けしていきます。カレー特集もその一環。カレーって本当にありがたいメニュー! という気持ちがあふれて、こんなタイトルになりました。ちょっと多めにご飯を炊いて、気になったカレーをつくってみてくださいね。(中村)

▼これまで防災用品をそろえてみても、なんとなく不安な気持ちが消えませんでした。でも、進士さん(p118)にお話を聞いて、大切なのは「あるもので何とかする力」、そして「自分でつくり出す力」だなと確信。レトルト食品は食べたらなくなるけれど、手わざや知恵はなくなりません。いろいろ身に付けて強くなりたい! かごづくり(p66)もその一つ? と、通勤路の脇で出始めたチガヤの小さな穂を見て思いました。楽しみながら〝サバイバル力〟をアップしたいですね。(酒井)

▼干してカラカラになったご飯がおいしいのか…半信半疑でしたが、末時さん(p58)の干し飯料理はどれも絶品! 次々と運ばれてくる料理は華やかで、ご飯ものだけでなく、味噌汁、あんかけ、おやつまで。しかも面倒な下ごしらえもいらず、〝時短〟でできあがります。変幻自在な干し飯に、お米の可能性を目の当たりにしました。ご飯の隣でぜひ干してみてほしいのが、クワの葉(p90)。さわやかな緑茶風味のパンケーキと宝石のようなジャムに、やみつきになること間違いなしです。(吉村)

▼p86の朴葉巻きのように、葉っぱで包んだ食べものの楽しみは、葉をむいて開く瞬間ではないでしょうか。中から出てくるもちや豆ご飯、おすし…。柏や笹、柿、フキなど、葉っぱでくるんだ食べものは、日本各地にあります。もとは抗菌作用、携帯性などを期待しての利用でしたが、そこから見た目の楽しさ、季節の移ろいも感じられます。原油価格の高騰・不足から、食品の包装などに使われるプラスチック製品の見直しが進んでいます。今こそ、葉っぱを見直すべきでは?(中田)

農文協 編
特集:ありがとう、カレー!