
「うかたま」84号の特集は「柿しごと、栗しごと どんぐりも!」。干し柿にする柿は、一般的にはかたい柿を干すことが多いようですが、「やややわらかい」くらいなら、干しているときに落ちてくることもなく、やわらかくおいしく仕上がります。途中もまなくても、均一にやわらかくなります。
一度にたくさんつくるので吊るすひもに一工夫。風通しのよい場所で、できるだけ早く表面を乾かすことがカビさせないポイントです。
レシピ、料理=小島喜和、吉名弓夾 写真=河上展儀
「うかたま」84号(2026年秋号)掲載
〈材料と道具〉
- 枝つきの渋柿(かため~やややわらかめ)
- ビニールひも(100~120㎝、両側を引き解け結び〈下図〉にする)

輪の大きさを変えられる 引き解け結び
結び目を押さえながら、ひもの先端側(短いひも)を引くと輪が小さくなり、輪を引くと大きくなる。短いひもを引ききると、簡単に結び目が解ける。

〈つくり方〉
1 軸の左右1㎝ほど残して枝を切り、皮がむきやすいよう、ヘタのまわりを手でちぎる。

2 皮をむく。ピーラーや包丁でヘタの反対側から縦にむくとむきやすい。

3 沸騰した湯に5秒ほど浸し、殺菌消毒する。
4 軸にひもをかけ、両端に柿を結ぶ。
5 風通しのよい軒下に干す。水分が抜けてしぼんできたら、数日おきに親指でもむと、やわらかさが均一になる。


6 2~3週間で全体がしっとりしてくる。食べてみて渋が抜けていたらOK。干すほどかたくなるので、好みのかたさになったら取り込む。常温では2~3日、それ以上は冷凍庫で保存する。

教えてくれた人
小島喜和さん
高知と東京で二拠点生活を送りながら、料理教室を主宰。高知県黒潮町で無農薬・無肥料栽培の野菜を中心に無添加ジャム、野草茶、麦茶ハーブティ、その他の食材を販売する事業も営む。
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