おでかけのお供におやつがあれば最高!今回は、むかしながらのお菓子「かるかん」を紹介します。山芋と上新粉をまぜて蒸してつくったもので、鹿児島県では来客時やお祝いの席などで使われました。
写真=小林キユウ、スタイリング=本郷由紀子、料理・レシピ=編集部
「うかたま」54号(2019年春号) 掲載

芋のむっちりした食感がくせになります。桜の塩漬けが味と色のアクセントです
<材料>14.5㎝×11㎝×4.5㎝の流し缶1個分
・山芋…100g
・砂糖…100g
・上新粉…100g
・水…1/3カップ
・桜の塩漬け…6個
作り方
- 桜の塩漬けは水に浸けて塩抜きし、水気をふきとる。
- 山芋は皮をむいてすり鉢ですりおろす。すりこぎで芋の形が残らないようつぶしながらさらにすり混ぜる。
- 砂糖を3~4回に分けて加え、すりこぎで混ぜる。
- 水を少しずつ加えては混ぜ、上新粉を少しずつ加えては混ぜる。
- 空気を含ませるようしっかり混ぜる。生地がすりこぎで持ち上げられるくらいになればよい。
- オーブンシートを敷いた流し缶に流し入れ、桜の塩漬けをのせる。
- 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で20 ~ 25分蒸す。型からはずし、冷めたら切り分ける。流し缶に入れて持っていくと形がくずれない。
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