おめでたい干し柿料理「孔雀玉子」|あっちの飯こっちの飯

孔雀玉子

全国を駆け回ってみつけた、気になるアレコレを紹介する「あっちの飯こっちの飯」のコーナーです。

「うかたま」81号(2026年冬号) 掲載

 農村で聞いた、ちょっとユニークな料理を実際につくってみるコーナー。今回は鳥取県日南町の林冨実代さんに教えてもらった「孔雀玉子」です。

 孔雀玉子は林さんの故郷、松江市東出雲町で受け継がれてきたお正月の料理。干し柿でゆで卵を包み、小麦粉の衣を薄くつけて油で揚げます。切り口が孔雀の羽の模様に見えるのでその名がついたとか。

 林さんは小さい干し柿とウズラの卵でつくり、よくおやつに食べるそう。ねっとり甘い干し柿に、クリーミーな卵、サクッとした衣の組み合わせがクセになります。

 衣は小麦粉を水に溶くだけ。薄くつけると油っぽくならないし、冷めても衣がサクサクです。

特集:漬けものエブリデー
農文協 編
全国の柿好きによる柿利用の知恵が大集合。柿の魅力から暮らしへの活用法がまるごとわかる。