魚のだしと味噌をベースにしたごま風味の「冷や汁」|香味野菜たっぷり 夏の郷土ごはん

昔から暑い季節に食べられてきた、香味野菜たっぷりのさわやかな郷土料理を紹介します。
「冷や汁」と呼ばれる料理は全国にあります。今回の冷や汁は、宮崎県のものを参考につくりました。魚のだしと味噌をベースにしたごま風味の汁に、豆腐や夏野菜をたっぷり入れ、ご飯にかけて食べます。彩り楽しいミニトマトのトッピングは、本誌連載「薬になる食べ物のはなし」の著者である郷田美紀子さんにアイデアをもらいました。

写真=小林キユウ スタイリング=本郷由紀子

「うかたま」75号(2024年夏号)掲載

〈材料〉4~5人分

煮干し(いりこ)…50g
味噌…200g
白炒りごま…40g
水…4カップ
きゅうり…2本(輪切り)
青じそ…10枚(せん切り)
みょうが…2本(輪切り)
ミニトマト…5個(半分に切る)
豆腐…1丁(適当にくずす)
白炒りごま…適量
ご飯…適量

〈つくり方〉

  1. 煮干しは頭と腹ワタを取り除き、フライパンなどでカリッとするまで炒る。
  2. すり鉢に移してよくすり、粉状になったらごまを加えてさらにする。味噌を加えて練り合わせる。
  3. すり鉢全体にのばし、ガスコンロにふせて焼き色がつくまで焼く(フライパンに広げて両面焼いてもよい)。
  4. 水を少しずつ加えてすりのばす。味噌汁より少し濃いめにする。
  5. 野菜と豆腐を加え、ごまをふる。温かいご飯にかけて食べる。

◎炒った煮干しはフードプロセッサーにかけて粉々にすると簡単。煮干しの代わりに、焼き魚(アジ、タイ、カマスなど)を使ってもおいしい。その場合、骨を取り除いてから、すり鉢でする。

◎冷や汁の素(手順3)は、冷蔵庫で2週間ほど保存できる。たくさんつくっておくと、水で溶いて野菜を入れるだけでできて便利。

うかたま75号の目次へ